2017年1月6日金曜日

BW誌・連載前(2001年8月)原稿

 2014年3月26日発売号(2014年5月号・通巻214号)をもって休刊した、バスワールド誌(えい出版)での連載。
 ここでの連載は何種類かありましたが、最初の連載は2001年8月に執筆した(2001年10月号)、アカデミックレイク。最初は連載ではなかったのですが、シーバスや釣り新聞などでの露出で業界全体的に人気がうっすら上昇し、急遽連載に。


 連載開始当時まだSFNews誌のFISHMAN社に記者として所属して居ながら、ロドリ、ルアマガ、シーバスマガジンなど他誌にも出演、執筆等を許された、極めてイカレた存在だったと思います。この頃が独立の準備をしていた時期ですね。
 ちなみにめっちゃ大事な話ですが、この独立前にSIN-ZOベイトが発売され、ロイヤリティの半分をFISHMAN社の後継育成に充ててもらい、残りの半分で会社が設立された形になります。起業は当時の有限会社ですから、それを設立するくらいの同額のお金を古巣に御礼として置いて行ったことになります。金額を置いていく必要はないけれど、今自身が存在できる業界で育ててもらった、ということはそれ相応の恩返しも必要だと思います。起業前後はかなりの貧しい生活になりましたが、その金額に関しては今でも全く苦にはしてません。周りに迷惑をかけましたが、その恩はまたTULALA以降、少しずつ返していってるという現在。まあつまり、一業界の狭い中で立ち回る基準点はそこ、古巣への恩返しをしているかどうかにある、と常日頃思っています。

バスワールド原稿

 所属して居たSFN萱間編集長の「バンバン書いて暴れてこい!」というお言葉をいただき、また、他誌編集部からの「是非書いて欲しい」という謎のご要望。プロフ欄に所属はあくまでFishmanにある、と書く条件。さらには掟破りのまさかの連載から、独立して文筆だけで当時はどう贔屓目に見ても日本一の月刊誌面連載数保持者へ無意味に上り詰める…という、不思議な暗躍を果たしておりました。
 今はもう書くような仕事はしていないですが、当時興した会社で今もなんやらかんやら作っています。萱間スピリッツです。感謝。


アカデミックレイク 連載前原稿
小川健太郎流・夏の終わり〜秋にかけての戦略
「ビッグバスと初秋の出会い 特集号」

early autumn color pattern
色で食欲の秋を刺激する。

リード:
バスがもっとも食欲に直結した行動をとる季節、初秋。ルアーに体して口を使いやすくなる、盆明けからターンオーバーの始まるまでのこの期間、色による食性を利用したちょっと変わったバスの狙い方を紹介したい。池原編ではフロリダラージマウスバス(以下フロリダバス)、池・川編ではノーザンラージマウスバス(以下、ノーザン)へのアプローチをそれぞれ公開する。

小川健太郎(おがわ・けんたろう)
株式会社FISHMAN所属。ヤーガラポップ、ビッグバド、アイマ、SIN-ZOベイト…。これらのルアーを駆使し「思い付きイッパツ」でビッグバスを釣る男。純粋にデカバスを狙ってはいるのだが、教科書どおりに釣ること以外での、<毎日が非日常的な釣り>しか考えたくない、という独自の脳ミソを持つ。ほとんど初秋というこの季節にしかバスフィッシングをしない。大学で水産漁場学を専攻したが、現在は進路を大幅に変更して勉強中。興味のある奇特な方は『http://ogaken.org』までアクセス。

◆色についての基本的なおはなし
 小川式カラー学講座基礎編
まず、簡単に釣りの「色」についての知識の説明をしよう

A.色はあくまで二番目
 バスにルアーを気付かせるために必要な順番を作るとするなら、振動/音という波を感知する感覚である触覚/聴覚による「認知」。これがあくまでも一番重要だ。色やシルエットによる視覚のアピールは通常、二番目の「確認」動作にすぎない。また、匂い、味などの化学物質の判別という感覚である、嗅覚/味覚はその内容物に応じて一番にも逃げられる対象にもなりうる。どんなにイイカラーのルアーであっても、動きそのものがよくなかったり、おかしなニオイがあれば「釣れない」ということにつながってしまう。ルアーチョイス時にはまず見た目より動き/音を優先させて欲しい。

B.バスに色は、見えている。
 我々が見ているとおりかどうかは別として、バスには色が見えている。例えばバスを入れた水槽の背景を赤、緑、なにもしない、の3パターンに交換して、バイオテレメトリーの手法を用いて魚の心拍数を測定すると、なにもしない状態に対して、赤では急激に拍数が上昇し、緑の背景では拍数が落ち着く。こういった実験などから白黒のコントラストはもちろん色彩などもかなり細かく違いがわかることがいえる。

C.色選びは目線から。
 店頭に並ぶルアーの色を見てそのまま、アピールカラー、こっちは地味、と決めつける最近の傾向は、あまりよくないと感じる。なぜなら底をズル引きする場合やルアーを泳層にあわせる場合を除いて、バスは下から食いあげる場合が多い。このとき見えている色というのは、我々の見る店頭での目線の色と大きく異なるものがほとんどだからだ。

●白はナチュラルでもある
 魚の色を考えてみよう。背中は暗色、お腹は白というのが一般的な魚だ。これは実は理想的な保護色である。なぜなら鳥から狙われる背中には水(または底)の色、フィッシュイータ−から狙われる腹側には水面に同化するべく白がほどこされているのだ。つまり、下からバスを食わせるルアーなら白はナチュラルカラーに相当する、ということがいえる。我々が派手だと感じるのは、人間が目線より下でルアーを判断するからなのである。

●ベイトフィッシュも透かして見よう
 マッチザベイトを考えるのであれば、やはりベイトを魚の視点から見てみることも重要である。機会があれば水中に潜って上を通過する魚を見てみよう。案外白が目立たないことや、赤という色が消失する水深が目線次第で変わっていることがわかる。これは人間の目線でしか見ていなかった方には大きな衝撃につながるかもしれない。

D.4つの視覚軸を理解する。
 ルアーの色を考える場合、「屈折と反射/白と黒/赤と緑/金と銀」というこの4つの軸を頭に入れておくとよいと思う。

●屈折と反射
 屈折は透過という言葉に置き換えることもできるが、生命感を「光の屈折、反射」で演出するならその具合をみる、ということ。たとえば「モエビは透けて見えるのでクリアカラーをチョイス」といったようなことから、「真っ暗闇などではメッキカラーを使うと反射光が強すぎ、恐怖信号になる場合があり、ホログラムやパールなどに換える必要がある」といったような場合まで、その応用範囲は多岐に渡る。

●白と黒
 先ほど述べたように白と黒は目線によってアピール度がまったく変わってくる。「ソリッドブラックでヒット」などの情報があった場合、ルアーの種類やリグからそのルアーのレンジと魚のレンジを予測しておくとよい。例えばもしそれが、水面での黒で釣れていたなら、これはアピールカラー、つまり高活性であった場合が想定されるのだ。

●赤と緑
 赤と緑による釣果の差は、じつは魚の習性に大きく関わっている。簡単にいうならば、「赤に食性を示すのは回遊型」「緑は居着き型」である。例えば日本でフロリダバスが混在する湖では、フロリダバスが回遊、ノーザンが居着くことで棲み分けている場合がある。こういった条件では、メインディッシュとなるエサが回遊=脊椎動物食、居着き=無脊椎動物食となるため、それぞれの視覚的な嗜好色が偏ってくるのだ。これは魚の実験でもよく知られている。ウォーターメロンがノーザンに効くといわれている理由も案外こういうことかもしれない。

●金と銀
 反射のクロムカラーなかでも特にルアーカラーによく用いられるのが金と銀だ。使い分けについてはいろいろ言われているが、日光の照射量との関係が大きい。日光が横から射すときや曇りの時は金が強く光る。また、晴天の直射日光が当たる条件下では銀が強く光る。これは光の性質であり、この照射量によってアピールするカラーが変わる。ちなみにわたしは淡水の釣り全般を通して朝晩は金、昼間は銀を多用する(外洋はすべて銀)。すっかり暗くなると、この反射は恐怖信号に変わる可能性があるのでクロムカラー自体の使用をやめる。


〜〜〜〜〜〜〜〜本編〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

◆その1池原編
タイトル:池原の朝は「赤」が一番エキサイティングなゲームを約束する



●フロリダバスという魚
 池原ダムというと現在ノーシンカー・スティックベイトの水平フォール、ダウンショット、またはビッグスイムベイトが定番で、プラグにはあまり焦点があたらない。トップウォーターに関してはなおさら情報が少ない。私の場合、あまりソフトベイトが得意ではないので、こういった繊細な釣りにはなかなか精神が保てない。そこで「プラグをドカーンと放り投げて適当に動かすだけでビッグバスを釣る方法」を探るべく、ターゲットをフロリダバスに絞って、アメリカの論文や実験などからさまざまな情報を集めた。
 その結果、当時自分のやっていた実験である、心拍数、遊泳速度などの情報を遠隔測定するバイオテレメトリーという手法を用いた実験から「フロリダバスは遊泳性が強く、朝に捕食活動を集中して行う」という重要なヒントを得た。当時池原ダムのフロリダバスは従来の日本のノーザンの釣りをそのまま当てはめていることが多く、この時期日中に捕食のピークの来るノーザンを狙う釣りかたでは狙いきれていないフロリダバスがいるのだ。「朝の回遊の群れ」である。夜があける前から観察すると、この群れは暗いうちから群れを形成して回遊している。群れの形態としては非常に結びつきが弱く、ただ捕食という目的が一致して成立した群れであるため、大きさが均一に揃っておらず、わりとだらだらと小魚を追い回している。ただし群れというかたまりには必ず社会性が存在しており、大きさの段階によって小魚を追う順番が出てくる。自分が見た群れはだいたい、まず先頭には40cmクラスのレギュラーサイズ、その次に70cmクラスが2、3尾、そのうしろに60cm、50cm、再び40cm、30cmと20cmの混合といった具合に続く。この先頭のバスは好奇心が強いので群れのファッションリーダー的、毒味役的な存在、すなわちスイッチを支配するチャレンジャーとなり、その直後に続く大型バス達に常に見られているということになる。

●朝の回遊バスを狙う「赤」
 2年前の初秋、これらのことを念頭に入れ、「朝だから見やすい」という理由で取りあえずオレンジに近い赤(ホットレッド)のヤーガラポップを岸から放っていた。小魚が跳ね、群れが来たかと思うと突如「ゴボゥッ」と直径1mほどの波紋が起き、シイラ用のロッドが引き込まれた。下へ下へと締め込む引きだ。上がってきたのは見たこともないサイズのバスであった。当然片手では簡単に上がらないのでぐっと引きずって、メジャー代わりに竿を当てる。突然暴れ、押さえ切れなくなって逃がしたのだが、竿で測っていたものを戻ってメジャーで見ると74cmを簡単に超えている。その後、もちろんハマって通い、結局11月までに68cm、71cm、ほか多数の50cm台と同じような釣り方で釣り上げたのだが、ほとんどの魚に赤が絡んだ。赤以外で釣れたのは心臓リグで釣ったものだけ、という結果だった。
 回遊する魚には赤が効く、という説がある。これは基本的に回遊時のエサが脊椎動物であるため、形成成分である血液のヘモグロビンの色に嗜好を示す、というものである。この当時よく不透過の赤を投げていたのは、実は朝日という横から射すの光の反射効率と、距離感をつかませてフッキング率を向上させることを考えてのものであったが、こういった説を考えると、フロリダバスの習性となんらかの関連性をもっているということが考えられる。また、日本のルアーシーンに赤があまり登場しなかったことでプレッシャーも低かったのかもしれないが、いずれにせよいまだ赤いルアーで簡単に釣れるところを見ると、習性にかかわる部分が大きいようだ。

●日が昇ってからの「赤」
 日が昇ってからの赤は、日光が上から照射されるため、クリアーのレッドを使用する。もしくは反射カラーとして、ホイルベースののクロムレッドを使いたいが、この色のルアーを現在店頭で見ることはほとんどない。このためキャスティークのメーカーであるフィッシュアローから発売予定のジョイントスイムベイト、モンスタージャックのカラーにこのクロムレッドという色をなかば無理矢理お願いしてみたのでぜひとも一度見ていただきたい。
 シチュエーションとしては流れ込みがメインであるが、ときには水位次第でバックウォーターに入って使用する。いずれもキーとなるファクターは日光の照射、2m以浅の浅場、そして低水温(溶存酸素量)である。他の場所ではバスが深場についてしまうので釣りにくくなる。



欄外:(写真+キャプション)
●レッドには実は2種類ある!!
 店頭で見かけるソリッドレッドといわれるカラー、じつは全然違う色で2種類あるのだ。一つは透かして見てもまさに赤いレッドだが、もう一つは透かすと紫っぽく青みを帯びるマジェンタ(magenta)という色。マジェンタは赤としての効果(距離感によるフッキング率の向上)は少し薄れるが、濁りの中や深場でも効果がある。

●早朝のバックウォーター
 早朝のバックウォーターでは流れに対して逆引きでシイラ用などの大型のポッパーやノイジーが楽しめる。夏の終わりはノイジーを多用し、秋が深まるにつれポッパー〜ペンシルに変遷してゆく。スーパーシャッドラップもこの使い方でよく釣れる。モーグルペンシルは押さえとして多用しているのだが、フロリダバスに効く。

●昼のバックウォーター
 昼は淵をうろうろしているバスが多い。サイズは小さいものの、小魚はもちろん、虫なども補食しているため、様々なルアーで管理釣り場のような釣りが楽しめる。取材時は小魚を追っていたため、ソリッドレッドへの反応がよかった。オキテ破りのSIN-ZOベイトのワッキーリグ。超浅場でトウィッチ。横にスライドさせて食わせた。

●岩場の陸っぱりはフローティングベストで
 写真のような岩場で陸っぱりするときはフローティングベストで身軽に釣りをしたい。足場が崩れたり、落石があった場合、迷わず沖へ飛び込むためだ。へたに踏ん張ると大怪我をしかねないので、最初から泳ぐ気で釣りしておこう。

●岩場のタックル
 ほとんどの池原の岸釣りは岩&立ち木のある地帯が多い。パワーファイトになることを考えて、小回りの効くタックルを組むほうがよい。
使用タックル
ロッド:ufmウエダ ドルフィントウィッチャー・ボロン PPS-60ML-T
リール:ケンクラフト ゼスターMX3000
ライン:クレハ リバージトラウト16lb(リーダーは状況に応じて6号〜8号のフロロ使用)

●遠投のタックル
 バックウォーターからダムへ向かってのキャストや写真のようなスロープなどからのボイル撃ち等、ロングキャストには躊躇なくロングロッドを使用。バスロッドの規格はボートのトーナメントに合わせたものなので、こういう釣りには使い慣れたシーバスロッドを使うのも一つの考え方だと思う。
使用タックル
ロッド:ufmウエダ ソルティープラッガーTi SPS-862-Ti
リール:ケンクラフト ゼスターMX2000
ライン:クレハ リバージバス 8lb(リーダーは状況に応じて4号〜6号のフロロ使用)

●移動の方法
 通常、ロープで降りたり、自動車&折り畳み自転車を用いておかっぱりポイントを回る。今回は池原ランカーハンターのなかでもっとも私が信頼を寄せている、呉行修さんと一緒にボートでいつも岸釣りするエリアを回った。
 レンタルボートはY企画(★★★★電話番号★★★★)を利用。昇降場以外にレンタルもやっており、荷物の上げ下ろしは専用の機械、そしてトイレ等の設備も一新し、使いやすくなった。


◆その2池・川編
ルアーのカラーは「白」を使いこなす。

●デカバスと白の関係
 結論を言うと「なぜかよくわからない」のだが、池や川など、よくあるような釣り場において、夏の終わりから秋にかけて白いワームで大型のバスがよく釣れる。私の中での50オーバーのデカバスに関しての実績は一番大きい。どれも2m以浅(池だと水面から50cmほど)で下から食ってくることから、どうやら白というカラーがアピールしているということではなさそうだ。白という色は下から見るとナチュラルでぼんやりとシルエットが膨張し、やや大きく見える傾向がある。また、釣れるワームタイプもちょっと太めのグラブ、4インチのリングワームなどがダントツであったことを考えても、食欲に伴う「ボリューム」がある程度のキーになっていると思われる。もうひとつ、下から食ってくるという部分でノーザンという「居着き」の魚の習性というものが考えられる。たとえば、イワナ、ブラウントラウトのような岩影に身を潜めるようなタイプは異常に白に反応を示す。同様に緑にも強く反応はするのだが、大きい個体ほど白への反応は強くなる。鮭やマスも同様の興奮を赤、オレンジ、ピンクで反応することから「身の色」に対する興奮ではないかと感じているのだが、実は研究室で個人的にこれについて何度か実験を試みたものの、たいした考察が得られなかった。今後もこの考察は続けていきたい。

●白のカラーの使い分け
 夏の終わりから秋にかけて効く、と書いたが、白のカラーには効く色というものが存在する。まず一つは「赤パール」といわれている赤〜ピンクに光るパールが入っている白で、これが夏の終わりから9月中旬までにとにかく強い。9月に入ってからは「とにかく真っ白」な白、もしくは「ホワイトパール」といわれるような白く光るパールが入る程度の純白が安定しており、10月に入る頃から「アイボリー(象牙色)」といわれる、ちょっと焼けたような白がフィーバーしてくれる。ちなみにこのアイボリーは見た目が悪いからか、通常のホワイトではラインナップされていないので、ルートビア−やパンプキン系のカラーのワームが入っていた袋などに白ワームを漬けて作ったりしていた。ちなみに、ブルーパールを用いた白は綺麗でよく売られているが、コンスタントにでかいバスが釣れるわけではないので、春など、別の季節に用いるようにしている。

●白が効くシチュエーション
 まず先述したとおり、食ってくるラインはほとんど浅い。水深があるところでもゴミの下、ストラクチャ−など、バスが水面下すぐのラインについているものを狙うとよい。時間帯は朝夕のマズメ時が多いのだが、とくに9月後半から10月は夕方によく釣れる傾向がみられる。これはバスという魚の生態上の捕食時間の移行というものが作用しているが、これについての詳細はまたどこかで。ちなみに8月の末から9月中旬は朝によく釣れている。この場合、主に水性植物から落ちてくる格好で使用するとよいようだ。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜写真キャプション〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

●必殺エビ! スライディングシュリンプ
このワームは顔側にフックをセットするという変わったルアーだ。ノーシンカーで投げると着水点よりお尻側にスライドフォールを始める。しゃくってまた落とすとまた向こうに行く、というヨーヨーフォールのような動きが得意だ。アシ際にこの白をよく使う。ボディのボリュームも満点だ。